【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で25日午前、市民120人以上が米軍キャンプ・シュワブゲート前で早朝から抗議の声を上げた。トラックによる資材の搬入はなかった。シュワブ沿岸の「K1護岸」「N5護岸」では砕石が投下された。
市民らは「新基地建設やめろ」と訴えながらシュワブゲート前を行進した。沖縄平和運動センターの大城悟事務局長は東村高江の民間地に普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが不時着し炎上した事件などを踏まえ「戦闘機には害のあるものが使われていると米軍も認めており、何かあれば県民に影響が出る。まず基地をなくすべきだ」と訴えた。
超党派の国会議員でつくる「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」の議員らもゲート前を視察した。【琉球新報電子版】
「新基地建設やめろ」 辺野古で120人が行進
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松永 勝利