沖尚、米大と推薦協定 4校入学、締結へ


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米大学との協定締結を発表した沖縄尚学高校の名城政次郎理事長(写真中央)、名城政一郎副理事長(左)、琉米歴史研究会の喜舎場静夫理事長=24日、那覇市の同校

 那覇市の沖縄尚学高校は24日、米国の4大学と推薦入学協定を締結すると発表した。同校の名城政一郎副理事長とNPO法人・琉米歴史研究会の喜舎場静夫理事長が同校で会見した。

 協定を締結するのは、いずれも州立のクラーク・カレッジ(ワシントン州)、ワシントン州立大学(ワシントン州)、アイダホ大学(アイダホ州)、ハワイ大学キャピオラニ・コミュニティー・カレッジ(ハワイ州)。協定は、英検2級以上や沖縄空手などの資格を持ち、希望する同校3年の生徒について誰でも、名城政次郎校長(理事長)が大学に推薦し、大学が受け入れる内容。

 入学者の学習課程は2年。その後、米国内の4年制大学への編入や日本の大学に編入が想定される。同校の名城副理事長らは「今の時代は二つ以上の文化を知っている人間が必要。米国で学び、戻ってきて活躍してほしい」と期待を込めた。

英文へ→Okisho HS enters an agreement with four U.S. universities