島の宝、新聞で探す 文化、観光 特色学ぶ 渡嘉敷中


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 【渡嘉敷】渡嘉敷小中学校(上原博美校長)の中学1年生5人は16日、社会科(地理的分野)授業で、身近な地域の調査を単元に、渡嘉敷村の動画鑑賞や新聞記事を通じて島の良さを探り、自分なりの考えをまとめて発表した。

新聞を活用し、身近な地域を調査した授業=16日、渡嘉敷村の渡嘉敷中

 同校NIEアドバイザーの仲程俊浩教諭(社会・教務主任)が授業を進めた。村の各分野の特色を示す資料(新聞記事)の切り抜きを生徒がそれぞれ模造紙に貼り付けて示し、考えたことや感想などを発表した。

 村に関する新聞記事の発表のタイトルは玉城明日香さんが「戦争の悲惨さを心に刻む」、荻山響さんは「未来につながる観光業を守っていこう」、仲宗根士導さんは「渡嘉敷の行事・渡嘉敷小中の活躍」、関根涼太さんは「渡嘉敷の行事・地域の人が支えあう」、國仲真白さんは「豊かな自然、島の宝を守っていこう」とした。

 その後生徒は資料と友達の発表を参考に、村への思いや特色をキャッチフレーズで表した。また、本紙渡嘉敷村通信員が「通信員の仕事」について講話した。(米田英明通信員)