国内最大規模の国際食品商談会「沖縄大交易会2017」(同実行委員会主催)が27日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで2日間の日程で開幕した。プレ大会も含めて5回目となる今回、出展企業は43都道府県から252社、バイヤーは18の国と地域から240社以上が参加し、活発な取り引きが行われた。
オープニングセレモニーで小禄邦男実行委員長は「多くの県産品をはじめ全国の特産品が国際物流ハブを通じてアジアに展開するようになった。有意義な商談会となるよう全力でサポートする。成果のある商談会としてほしい」とあいさつした。
出展企業がブースを構えた展示棟では、県内外から集まった出展企業とバイヤーが28日まで、個別・フリーの取引を含めて商談する見込み。
会議棟では商品の海外展開に取り組む企業が輸出に合わせてリデザインした商品パッケージを展示する「パッケージデザイン展」や「ジェトロ食品輸出商談会」も行われている。【琉球新報電子版】