「豊かな自然、感じて」 西表島、12月に初のトライアスロン


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初開催の「西表島Happy77トライアスロン」をPRする西表島スポーツプロジェクトの川尻哲央代表(左)と上地健太郎副代表=17日、竹富町商工会

 【西表島=竹富】タイム計測や順位付けを行わず、豊かな自然が広がる西表島の魅力を感じてもらうことなどを目的に第1回「西表島Happy77トライアスロン」(西表島スポーツプロジェクト主催)が、12月17日に行われる。エントリー締め切りは同2日。

 大会は西表島祖納の前泊浜を発着点にスイム2キロ、バイク60キロ、ラン15キロの計77キロのコースで行われる。島在住者を対象にスイム2キロ、ラン5キロを楽しむコースも設定している。対象は20歳以上で、両コースとも個人・チーム(2~3人)で出場可能。競技後には地元関係者中心の運営スタッフと参加者の交流パーティーも行う。

 17日午後4時からは、マウンテンバイク競技元オリンピック代表の竹谷賢二氏を招き、主に西表島の小中学生を対象にした講演会も中野わいわいホールで開く。入場無料。

 同プロジェクトは同島のスポーツアイランド化を目指している。プロジェクトの川尻哲央代表は「島では競技を見る機会があまりないので、小中学生にはレースを見たり講演会を聴いたりしてほしい」と話した。

 大会定員は100人。申し込みはWEBサイト「LUMINAs Entry」で。島在住者専用ページもある。問い合わせは西表島スポーツプロジェクト(電話)0980(85)6413。