豊富な経験 沖縄の手本に 経済界功労、5賞21人祝福


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 県内経済界から叙勲・褒章や県功労者賞、琉球新報賞など5賞を受けた21人の合同祝賀会(県商工会議所連合会など経済31団体主催)が29日、那覇市のザ・ナハテラスで開かれた。約400人が参加し、受賞者の栄誉をたたえた。

経済界から受賞の栄誉をたたえられた各賞の受賞者ら=29日、那覇市のザ・ナハテラス

 受賞者代表のあいさつで、県功労者賞を受けた稲嶺恵一元知事は「受賞者21人はそれぞれ分野が違い、沖縄経済の底深さや広さを改めて感じる。私たちが得た体験を語り継ぎ、沖縄の発展に役立ちたい」と決意を新たにした。

 主催31団体を代表して県商工会議所連合会の石嶺伝一郎会長が「受賞者の豊富な経験を手本とし、経済、地域社会の発展に尽力したい」とあいさつ。来賓の翁長雄志知事は「沖縄の発展は、戦後復興の険しい道のりを支えてきたご功労のたまものだ」とたたえた。