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「藍ちゃんの分も頑張って」 逆転賞金王・宮里選手の地元東村沸く

宮里優作選手の最終戦優勝と賞金王獲得を祝う人たち=3日夜、沖縄県東村の平良区公民館

 男子ゴルフの日本ツアー最終戦、日本シリーズで宮里優作選手が優勝し初の賞金王となった3日夜、出身地の沖縄県東村の平良区公民館では地元有志による優勝祝賀会が開かれた。駆け付けた人たちからは「特別な優勝。感動した」「本当にうれしい。東村のヒーローだ」などと喜びに沸く声が上がった。

 祝賀会には16人が集まった。親戚の宮城則男さん(61)は、テレビでプレーを見て感動したといい「選手会長の大役を務めながら賞金王になった。優勝はこれまでもあったが、今回は特別。非常にうれしい。感無量だ」と喜んだ。

 兄でプロゴルファーの聖志選手と同期という池原太区長(41)は「本当にうれしい。東村のヒーローだ。宮里3きょうだいが活躍し、頑張れば夢がかなうことを子どもたちに見せてくれている。(妹の)藍ちゃんが引退表明をしたが、その分まで頑張ってほしい」と語った。

 石原義雄さん(63)は、優作選手について「真面目で一本気。負けず嫌い」と評した。優作選手が小学生の頃、大人と一緒にコースを回り、負けると泣いて悔しがっていたのが忘れられない。「あの時の涙が今の活躍につながっているのだろう」と話した。

 比嘉高志さん(42)は、少年野球で一緒のチームだった優作選手について、やはり「負けず嫌いだった」と振り返った。「なかなか芽が出なかったが、いずれ上に出てくると信じていた。賞金王は国内男子のチャンピオン。本当にうれしい」と喜びをかみしめた。

 比嘉勉さん(61)は「優勝でないと賞金王になれないという試合で、しっかり大きなことをやってくれた。東村、沖縄の財産だ。沖縄が明るくなる」とうれしそうな顔を見せた。