プロバスケットボールの琉球ゴールデンキングス(西地区1位、13勝5敗)は3日、神奈川県の横浜国際プールで横浜ビー・コルセアーズ(中地区6位、4勝14敗)と今季第19戦を行い、74―55で勝利した。キングスは激しい守備を徹底し、リバウンドなどゴール下でも強さを見せて連勝を7に伸ばした。
キングスはセンターのポジションについたアイラ・ブラウンが内、外側双方からゴールを射抜き、試合開始直後から攻撃のリズムをつかんだ。
前半で41―23と大きくリードして迎えた第3クオーター(Q)、横浜の221センチのハシーム・サビート・マンカに得点を決められ、差を縮められる。
しかし最終第4Qは再び古川孝敏や津山尚大らが勝負強くゴールを決め、最後まで集中力を切らさなかったキングスが19点差をつけ勝利した。
キングスの次戦は8、9の両日、滋賀県大津市の県立体育館(ウカルちゃんアリーナ)で滋賀レイクスターズと2連戦を行う。
キングス(14勝5敗)
74―55(27―15,14―8,16―17,17―15)
横浜(4勝15敗)
◆全員で補えた
佐々宜央HC(キングス)の話 けが人もおり、難しい試合だったが、個々が全員でのプレーを意識しそれを補った。センターに置いたアイラ・ブラウンも順応してくれた。ただ終盤はもったいないミスもあり、次のホーム戦に向けて気を引き締めたい。