甘さんど~宣言 県産ミカン「あまSUN」旬入り 


この記事を書いた人 松永 勝利
旬に入ったあまSUNを手に取る子どもたち=9日午前、沖縄市登川のJAおきなわ中部ファーマーズマーケットちゃんぷるー市場

 【沖縄】「甘さんど~」。中部地区果樹生産出荷協議会と中部地区晩成柑橘産地育成協議会は9日、沖縄市の中部ファーマーズマーケットちゃんぷるー市場で、県産ミカン「あまSUN」の旬入りを宣言した。生産者を代表して、伊波善弘さん(65)が「あまSUNは甘くておいしい。デザートや贈答品にしてほしい」と述べ、宣言した。今年の出来は小ぶりだが、糖度や着色も良好で順調な仕上がりだという。
 うるま市は県からあまSUNの拠点産地に認定されている。今期の出荷予定量は39トン(うるま市36トン、沖縄市3トン)で、前年比120%増。月5~25日出荷される。
 イベントでは沖縄市のすみれっ子保育園の園児がダンスで盛り上げ「あまSUN」をPRした。島袋龍清君(5)は「あまSUNはおいしかった」と語り、ほっぺについた果肉をぬぐった。【琉球新報電子版】