キングス、接戦で滋賀制し9連勝


この記事を書いた人 大森 茂夫

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングス(西地区1位、15勝5敗)は9日、滋賀県立体育館(ウカルちゃんアリーナ)で滋賀レイクスターズ(同3位、9勝11敗)とアウェー2戦目を行い、87―82で勝利した。連勝記録を9に伸ばした。

 キングスは8日の敗戦から修正してきた滋賀の攻撃に第1クオーター(Q)から苦しめられた。1Qは20―19、2Qは36―36、3Qは61―62と接戦の中、攻撃で石崎巧がうまく相手守備を引きつけ、ハッサン・マーティンらのゴール下の得点につなげた。4Qも互いに主導権を奪い合う展開が続く。残り1分を切って79―80の場面で、相手のシュートミスからの速攻で、マーティンのシュートがバスケットカウントも誘い82―80と逆転に成功。

 滋賀はファウルゲームを仕掛けるも、キングスが5点差で逃げ切った。次戦は16、17日に沖縄市体育館で西宮ストークスとホーム2連戦を行う。【琉球新報電子版】