普天間所属機の長期移転を 翁長知事、政府に求める


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 【東京】翁長雄志知事と宜野湾市の佐喜真淳市長は15日午後、首相官邸で菅義偉官房長官と会談し、普天間第二小米軍ヘリ窓落下に対し抗議した。翁長知事は、米軍普天間飛行場の米軍機を県外・国外へ長期間ローテーション配備することで負担軽減策を図るよう、米側に働き掛けることなどを政府に求めた。

 翁長知事らによると、米軍機が学校上空を飛行しないよう要請したことに関し、菅長官は米軍の飛行回避を徹底するよう米側に働き掛ける考えを示したという。
 会談では翁長知事が普天間飛行場負担軽減推進会議の開催を求めたが、菅長官から明確な返答はなかったという。会談後、佐喜真市長は「この危険性、基地負担からいつから解放されるのか」と語り、普天間飛行場の早期返還を求めた。【琉球新報電子版】