【中国時報】中国統一派5人聴取 国家安全法違反疑い


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 台湾と中国の統一を打ち出している新党の王炳忠、侯漢廷ら5人が19日、国家安全法違反の疑いで18時間半余りの取り調べを受けた。このことは各界に大きな衝撃を与えている。

 桃園市議会の国民党団・徐玉樹書記長は、民進党が意見が異なる者を排除する時の常とう手段で、ライバルは一人残らずつぶすやり方だと批判をした。

 政治評論家の黄智賢氏は、明らかに政治的弾圧で、台湾独立派だけが組織を作ることができ、全ての台湾人が統一を支持することができなくなり得ると懸念を表明している。

 こうした取り調べを国民党による二・二八事件後「白色テロ」ならぬ民進党による「緑色テロ」だと批判している。