天候が悪い日が多く取材が予定通りいかず、暗い気持ちになっているところに明るいニュースが飛び込んできた。1カ月以上前の11月18~19日、長崎県五島列島福江島で行われた2017シマノジャパンカップ磯(グレ)釣り選手権全国大会で、沖縄県から参加した幸喜一樹選手が準優勝したというのだ。
各地の予選を勝ち抜いた17名とインストラクター選抜選手の総勢24名の猛者が参加。幸喜選手は昨年に続き2回目の参加で最年少。予選は5試合の魚の総重量で決勝進出の2名が決まる。トップは全国大会6年連続出場の田中修司選手で、幸喜選手憧れのインストラクターの1人。幸喜選手は5選5勝で見事2位になり、田中選手と決勝戦対決に。
多くのギャラリーや取材陣が見守る中、前半は幸喜選手がリードしたが後半、ベテラン田中選手に追い上げられ優勝を逃した。会場では、最後まで見せ場を作った幸喜選手に惜しみない拍手が送られた。
来年2月17、18日の2日間、沖縄コンベンションセンターで第3回沖縄フィッシングショーが開催される。前売券は千円(高校生以上、抽選券付)。シーランド、ステップ、サンノリー、寄宮フィッシングセンター各店へ。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)