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県内に流通する野菜や果物を取り扱う浦添市伊奈武瀬の県中央卸売市場青果部で5日早朝、初競りがあった。沖縄協同青果(浦添市)の伊禮輝夫社長らによる開始の合図とともに、競り人や仲買人の勢いの良い声が市場内に響いた。
5日の野菜と果実の入荷量は前年比25%減の191・5トン。昨年10月に県内を直撃した台風や12月の冷え込みが影響した。全体の売上高は33%増の約1億800万円。平均単価は前年より115円高い307円だった。
沖縄協同青果の新里厚常務(営業担当)によると、全体的に数量が減っているため、単価が上がっているという。
年頭あいさつで伊禮社長は「生産者の所得向上と新たな需要開拓に努めていきたい」と意気込みを述べた。