サンエー収益1385億円 経常益は微減


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 沖縄県内スーパー最大手のサンエー(宜野湾市、上地哲誠社長)は5日、2018年2月期の第3四半期(17年3~11月)の連結決算を発表した。売上高とテナント収入を合わせた営業収益は前年同期比2・8%増の1385億9900万円、経常利益は同0・6%減の114億8800万円、純利益は同4・0%増の74億5400万円だった。

 新規2店の出店コストや、人件費・光熱費の増加で営業利益と経常利益は微減した。

 観光客の増加や個人消費の堅調さなど県内の景況感の良さに支えられ、法人税率が下がったことも影響して純利益は増えた。

 18年は与那原町板良敷と宜野湾市喜友名に中型店を計画している。サンエーパルコの大型店の開業も控え、先行して進める人材確保が人件費の増加に影響している。