ことし最初の月例集会に600人 名護市辺野古のシュワブゲート前


この記事を書いた人 松永 勝利
新基地建設阻止を誓い気勢を上げる稲嶺進名護市長(左から2人目)ら=6日午後、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対する政党や市民団体でつくるオール沖縄会議は6日正午、辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で毎月第1土曜日の抗議集会を開き、市民や議員ら約600人が参加した。「今年で辺野古の問題に決着を付けよう」と新基地阻止の決意を新たにした。
 稲嶺進名護市長は2017年に相次いだ米軍機事故に触れ「昨年を漢字1字で表すなら『落』だ。こんな状況をいつまでも許すわけにはいかない」と強調した。
 初めてゲート前の座り込みに参加した那覇市の大田貴広さん(24)は「インターネットでは『座り込みに沖縄の人はいない』という書き込みもあるが、実際に来たら名護の人もたくさんいた。情報に惑わされず自分の目で見ることが大事だ。自分も以前は人ごとだと思っていたが、那覇市民ももっとここに来てほしい」と話した。【琉球新報電子版】