【中国時報】インフル患者 24%増 昨年同時期比 流行を警戒


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 疾病管理署が昨年10月に600万の公費インフルエンザワクチンを出し、多くの人が接種したが、患者が昨年同時期比で24%も増えた。感染人数は1週間で10万人の大台に乗る勢いだ。

 これに対し同署の荘人祥副署長は、公費ワクチンのうちB型ワクチンタイプの株の予想が外れ、現在流行している山形株系と異なることを認めた。台湾大学感染科の黄立民医師は、この影響で台湾人はB型に対する抵抗力がなく、今年は大流行すると警戒している。

 現時点でB型の患者がA型よりも多く、B型の免疫力がない人が多い。特に6歳以下の乳幼児への影響は大きい。そのため医師は、公費接種した者もさらに自費で4価ワクチン(4種のウイルス株が入り)の接種を勧めている。