しまくとぅばで初笑い 読沢(ゆんたく)さんグランプリ 浦添・漫談大会


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喜びのカチャーシーを踊るグランプリの読沢ひろみさん(中央)=14日、浦添市の国立劇場おきなわ

 しまくとぅばの話芸を学ぶ「沖縄演芸学園」などを運営するクレスト(嘉手納町、池原稔代表)は14日、浦添市の国立劇場おきなわで「第3回S―1沖縄しまくとぅば漫談大会」を開催した。プロ、アマチュアを含む12組が出場、しまくとぅばの話芸を競った。司会などタレント活動をしている読沢(ゆんたく)ひろみさん(63)=中城村=がグランプリに輝いた。

 読沢さんは観客に中国語を教えると言いつつ、しまくとぅばを教えるなど、いろんなネタを組み合わせて笑いを巻き起こした。「(グランプリは観客の)皆さんのおかげだ。しまくとぅばを身近に感じてもらえたらうれしい」と喜びを語った。審査委員長を務めた同学園学長の八木政男さんは「年々上手なとーいびーん。さらに頑張ってほしい」と講評を述べた。

 ほかの入賞者は次の通り。(敬称略)
▽準グランプリ 兼謝名希実(読谷村)
▽3位 矢島敏(神奈川県茅ヶ崎市)
▽審査員特別賞 金城呂介(浦添市)