卒業生17人が成人 鏡が丘特別支援学校、家族ら170人祝福


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祝福を受ける新成人(左)=14日、那覇市のマリエール・オークパイン

 沖縄県の鏡が丘特別支援学校卒業生17人の成人を祝う祝賀会が14日、那覇市のマリエール・オークパインで開かれた。新成人の家族や指導に当たった教員ら約170人が駆け付け、人生の門出を迎えた17人を激励し、喜びを共有した。

 祝賀会は同校の卒業生が定期的に集い、レクリエーションをする「青年教室」の一環。新成人は卒業後に就職先や進学先、就労支援所などでそれぞれ活躍している。

 新成人を代表してあいさつした小波津和香奈さん(20)は「成人を迎えた仲間たちと、これからも元気で笑顔で頑張っていきたい」と決意を語った。玉城優太さん(20)は「両親や周りの人々のおかげで、元気に成人を迎えることができた」と感謝した。

 村吉和枝校長は「後輩たちは今、学校で先輩たちの後ろ姿を見て頑張っている。これからも頑張ってほしい」と激励した。