赤道小5年・銘苅さん全国頂点 「くらしと水」壁新聞コンテスト


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「第3回全国小学生『わたしたちのくらしと水』壁新聞コンテスト2017」で最優秀賞を受賞した銘苅果子さん=16日午前、うるま市立赤道小学校

 【うるま】水の大切さや地球環境について学び、理解を深める「第3回全国小学生『わたしたちのくらしと水』壁新聞コンテスト2017」(セディア財団主催)で、沖縄県うるま市立赤道小学校5年の銘苅果子さん(11)の作品が最優秀賞を受賞した。全国161小学校5022作品の中から選ばれた。県内からの最優秀賞受賞は初めて。16日に同校で開かれた授賞式で、銘苅さんは「大きな賞をもらってとってもうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

 受賞した作品「沖縄の水の歴史新聞」は、水道が県内で整備される前の水の普及方法や、沖縄の水不足対策、沖縄本島の11ダムを訪問して分かったことなどをまとめた。紙面の構成にもこだわり「みんなが見て忘れないように」と、背景に沖縄本島の地図を描き、雨水から水道となって各家庭に届くまでの順路などもイラストで紹介した。

 授賞式に出席した父、格(いたる)さん(50)は娘について「自分で調べてまとめることが好きで、今回のコンテストも自ら挑戦したいと進んで調べていた」と語った。

 銘苅さんは4年生から2年連続で、「琉球新報学校新聞コンクール」の県知事賞を受賞している。