海の緊急通報は「118番」 中城海保が周知イベント イオンライカム


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中城海上保安部が開いた「118番の日」のイベントで、ジョイントコンサートを行う美里中吹奏楽部=13日、北中城村のイオンモール沖縄ライカム

 【北中城】海上保安庁の緊急通報用電話番号「118」を周知する1月18日の「118番の日」を前に、沖縄県の中城海上保安本部は13日、北中城村のイオンモール沖縄ライカムで「118番」の周知イベントを開催した。海上保安庁活動パネル展や海難救助体験会などを実施した。美里中学校吹奏楽部によるジョイントコンサートもあり、買い物客は足を止めて聞き入っていた。

 「118番」は海難事故や密輸・密航などに迅速に対応することなどを目的に、2000年5月から導入されている。警備救難課の立石良介課長は「118番の普及で、ささいな情報でも寄せられるようになった。一般の広い目で見てもらえれば、海の安全につながる」と語った。

 美里中吹奏楽部の石垣リコ部長(14)は「お客さんがいっぱいいて楽しく演奏できた。(118番も)広めていきたい」と笑顔を見せた。