ロボット、最新技術紹介 IT津梁まつり 29校、22社出展


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IT津梁まつり2018で、球体型ロボットの走行プログラミングを来場者に紹介する美来工科高校の生徒ら=19日、豊見城市民体育館

 沖縄県内最大級のIT体験イベント「IT津梁まつり2018」(主催・県、未来のIT人材創出促進事業受託コンソーシアム)が19日、豊見城市豊崎の豊見城市民体育館で始まった。工業高校や専門学校など29校、IT企業を中心に22社が出展し、最新のIT技術を使った研究や作品をはじめ、農業や建設、観光など他産業とITが融合した新たな展開などを紹介している。20日まで。

 美来工科高校ITシステム科は、球体型ロボット「Sphero(スフィロ)」の走行ルートをプログラミングし、設定された経路を走らせる体験コーナーなどを展開した。

 訪れた親子連れなどにスフィロの動作を紹介した同科1年の嘉陽田拓海さんは「アプリを使って試行錯誤しながらプログラミングが楽しく学べる」と語った。

 会場では、小型無人機「ドローン」やバーチャルリアリティー(VR)などに触れて学べる体験コーナーのほか、ロボットデザイナーの松井龍哉氏による基調講演、スクウェア・エニックスのゲームクリエイターによるデモンストレーションなどもある。