「違法撮影やめろ」と警官に抗議 辺野古シュワブゲート前で市民


この記事を書いた人 松永 勝利
工事用資材の搬入時に二重の鉄柵に囲い込まれ、機動隊員に抗議する市民ら=20日午前9時ごろ、名護市の米軍キャンプ・シュワブ前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設問題で20日正午現在、米軍キャンプ・シュワブゲート前では約150人の市民が座り込み、工事に抗議している。午前9時ごろには石材を積んだ工事用トラックや生コン車など約90台の工事用車両がゲートに入った。
 車両による資材の搬入時、ゲート前の座り込みを機動隊に排除され、二重の鉄柵の中で一時囲い込まれた市民らは「憲法違反の新基地建設、違法工事をやめろ」などと抗議した。警察官が抗議の様子を撮影していることに市民は「違法な撮影をやめろ。判決が出ているぞ」と訴えた。【琉球新報電子版】