伝統舞踊、観客を魅了 沖縄・宜野湾でJTB「杜の賑わい」


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総勢700人による「杜の賑わい」で琉舞を演じる出演者=20日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

 JTB(東京)とJTB沖縄(那覇市)は20日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで芸能イベント「第131回杜(もり)の賑(にぎわ)い・沖縄~Brand new world島の新風~」を開いた。沖縄開催は35年連続となる。元THE BOOMの宮沢和史さんが出演する創作組曲「琉球異聞~果てしなき三線の夢」や、伝統舞踊、エイサーなど18の演目が約2500人の観客を魅了した。21日まで。当日券も販売している。

 琉球舞踊や太鼓を習う一般の人や地元青年会、旗頭や棒術の保存会に所属する約700人が出演した。宮沢さんが今回のイベントのために作った曲やヒット曲「島唄」「風になりたい」なども披露された。

 JTB沖縄によると、2日間で国内、海外から8千人が来場し、4億円の経済効果を見込んでいる。