緑化推進で功労者表彰 伊江村で緑の育樹祭


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育樹作業で笑顔を見せる伊江村緑の少年団の団員ら=20日、伊江村東江前の子どもの森広場

 【伊江】「繋げよう みどり豊かな 故郷へ」をテーマに2017年度「緑の育樹祭」(主催・沖縄県緑化推進委員会、伊江村)が20日、沖縄県伊江村東江前の子どもの森広場で開かれた。村内外から約350人が参加した。

 17年度緑化コンクールの「学校環境緑化の部」で9校、「森林整備等の部」で2自治体、「緑化功労者の部」で2個人と伊江村が表彰された。式典後は広場内にある約500本の樹木に肥料を与える育樹作業に取り組んだ。同村で毎年開催する植樹祭も同時に行われ、村民らはフクギやモクマオウなど8品種、約千本を植樹した。

 大会では、同村緑の少年団の知念珠音さん(伊江小6年)と天久亮緯君(西小6年)が「緑がもたらす恩恵に感謝し、大切な伊江島を守り続けていく」と力強く大会決議を読み上げた。(金城幸人通信員)