21日に投開票が実施された南城市長選で無所属新人の瑞慶覧長敏氏(59)が初当選したことを受け、翁長雄志知事は22日「私も応援に入ったが、頑張ってくれるのではないかと思った。相手側の首長に勝ったことは勇気付けられる」と話した。
2月4日の名護市長選への影響については「選挙は一つひとつ勝っていくのがセオリー」と述べるにとどめた。この日の登庁時、記者団の質問に対し語った。
翁長知事に先立って、富川盛武副知事も記者団の質問に応じ「(瑞慶覧氏の当選は)だいぶ大きいのではないか」と答えた。
しかし辺野古新基地反対の民意が示されたかについては「まだそこまではいかないと思う」と、あくまで慎重な姿勢を見せた。瑞慶覧氏は、現職の古謝景春氏(62)に対し、65票の僅差で当選した。【琉球新報電子版】