中学生が特産品開発 シークヮーサー「飲む酢」


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 大宜味村立大宜味中学校(比嘉康博校長)の1年生27人は、コープおきなわなどと連携して同村特産のシークヮーサーを原料に使った「シークヮーサー酢SKS+S」を開発し、1月23日に県庁で発表した。消費拡大と村の認知度向上を狙う。1月30日にコープおきなわ6店舗(アップルタウン、小禄、国場、寒川、牧港、首里)で生徒が販売する。

開発した「シークヮーサー酢SKS+S」を発表した大宜味中学校1年の生徒ら=1月23日、県庁

 SKS+Sは5倍濃縮の飲むシークヮーサー酢だ。希釈して飲むほか、料理にもアレンジできる。商品名は「Shi-Kuwa-Sa+Su(シークヮーサー酢)」の頭文字を取った。

 生徒らは総合学習の時間に開発に取り組んだ。企画書やパッケージのデザインを考え、アンケートなどを参考に幅広い世代が飲みやすい味に仕上げた。1リットル入り1200円(税別)。道の駅おおぎみでも販売する。