肉用牛200億円突破 「次は沖縄ブランド確立」関係者集い祝宴


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 2016年に県内の肉用牛産出額が初めて200億円を突破したことを祝う記念大会(県畜産振興対策推進協議会主催)が23日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開かれた=写真。関係者230人以上が参加し、250億円突破や沖縄ブランドの確立など、次の振興目標達成へ協力を誓った。

 肉用牛は県内農業産出額の2割以上を占め、離島の地域経済へ波及効果も大きい。大会委員長の砂川博紀JA沖縄中央会会長は「肉用牛は沖縄農業をけん引する重要な位置を占めている。この流れを推し進め、さらなる畜産業の振興・発展を祈念する」とあいさつした。

 来賓の宮腰光寛首相補佐官は「さらなる高みを目指してほしい。沖縄農業の振興・発展のためなら何でもする決意だ」と激励した。