沖縄税関17年貿易概況 県内輸出入とも増額


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 沖縄地区税関は24日、2017年の管内貿易概況(速報)を発表した。航空機や天然ガス、石炭などの輸入が増えて輸入額は1945億8400万円(前年比9・7%増)で3年ぶりに増加した。輸出額は中古の船舶や自動車、金属スクラップなどが増えて4年ぶりの増となる323億4700万円(同15・8%増)となった。差引額は1622億3700万円の入超だった。

 前年の16年は輸入額が1773億9100万円、輸出額が279億2800万円だった。

 併せて発表された16年12月の概況は、輸入が前年同月比176・9%増の265億1900万円、輸出は同12・4%増の19億6600万円で、それぞれ2カ月ぶりに増えた。