交通部の統計によると、台湾最大の国際空港、桃園国際空港の昨年の利用者数が延べ4500万人に達し、過去最高を記録した。収容能力を千万人上回る数字で、深刻な混雑を裏付けた。チェックインや保安検査で時間がかかり、飛行機に乗れないケースも出ている。
やがてやってくる春節(旧正月)は1年で最も混雑する時期である。今年の旧正月は大晦日が2月15日で、元日が16日となる。この1週間は相当な混雑が予想される。交通部は離陸の3時間前には空港に来るよう呼び掛けている。
桃園国際空港の李建国・副総経理(副社長)は14日、乗客自身で手荷物を預ける設備を導入することを明らかにした。まずは第2ターミナルに導入し、混雑の解消を目指す。