「埋めるな」海上から土砂搬入 陸上からも159台


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基地建設に向けて護岸を形成する作業員に向けて抗議の声を上げる市民ら=31日、名護市の米軍キャンプ・シュワブ沖

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で31日、米軍キャンプ・シュワブ沿岸で、海上からの土砂の運搬があった。

海上で土砂の積み替えをする作業=31日、名護市の米軍キャンプ・シュワブ沖

 K9護岸に近い海上で本部港から運ばれた土砂を台船に移し替えた上で、基地内に搬入された。新基地建設に反対する市民が船上から「海を埋めるな」などと声を上げて抗議した。

海上で土砂の積み替えをする作業=31日、名護市の米軍キャンプ・シュワブ沖

 ゲート前では県内各地の島ぐるみ会議が訪れて座り込んだ。午後1時半までに土砂やコンクリートなどの資材を積んだ159台の工事車両が基地内に入った。【琉球新報電子版】