こどもの国ワンダーミュージアム200万人突破 春日南音君に記念品


この記事を書いた人 志良堂 仁
沖縄こどもの国のワンダーミュージアムで200万人目となった春日南音君(左から4人目)ら=4日、沖縄市胡屋の沖縄こどもの国

 【沖縄】沖縄市胡屋の沖縄こどもの国に併設され、遊びながら科学体験を通して学べる「ワンダーミュージアム」が4日、来場者200万人を突破した。200万人目となった春日南音(なお)君(2)=名護市=に理事長の桑江朝千夫沖縄市長から風船の花束が渡された。その他、年間パスポートや工作キット、象に乗れるチケットなどの記念品が贈呈された。

 ヘビが大好きで園を訪れた南音君は「うれしい。(館内で)走り回れるところが好き」とVサインを作って喜んだ。父の大輔さん(40)も「びっくりだ。子どもが体を動かしながら学べる施設で、これからもっと訪れたい」と笑顔で語った。
 高田勝園長は「これからもアイデアを出しながらいろいろな企画を生み出していきたい」と話し、これまでの来場者に感謝した。
 ワンダーミュージアムは2004年に開業、14年にリニューアルした。12日まで「ありがとうウィーク」としてシャボン玉やカップケーキなどを作るイベントを実施する。スタッフの鈴木理美さんは「これだけたくさんの人が来てくれたら励みになる。教育的な視点にも立ち、子どもたちを楽しくお迎えしたい」と話した。【琉球新報電子版】

沖縄こどもの国のワンダーミュージアムで来場者200万人目となり、風船の花束を受け取る春日南音君(中央)=4日、沖縄市胡屋の沖縄こどもの国