島尻、古豪復活16年ぶり優勝 沖縄一周市郡対抗駅伝


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総合優勝を果たしトップでゴールする島尻郡のアンカー・伊元昭貴=4日午後、那覇市の奥武山公園(中川大祐撮影)

 沖縄県知事杯第41回沖縄一周市郡対抗駅伝競走大会(主催・沖縄陸上競技協会、共催・県、ラジオ沖縄、沖縄テレビ放送、琉球新報社、特別協賛・沖縄電力、JAおきなわ、協力・第一交通産業、アイサム、県ランナーズクラブ連合会)の最終日は4日、国頭村役場から那覇市の奥武山公園までの復路14区間(127・7キロ)で14市郡が争った。2日間の総合タイムは島尻郡が16時間51分32秒で、1日目の2位から逆転し、16年ぶり18回目の総合優勝を果たした。

 2位は国頭郡で16時間54分44秒、3位は初日1位の宮古島市で16時間58分06秒、4位は沖縄市で17時間14分08秒だった。女子の部(22~26区の5区間)は1時間23分31秒で名護市が頂点に立った。25区(2・3キロ)の西田瑞歩(沖縄市)が8分1秒で、27区(10・4キロ)の宮城武斗(国頭郡)が34分38秒で、同区の崎山喜志(名護市)が34分41秒で、いずれも区間記録を更新した。昨年度と比べて記録の伸びが最も大きい躍進賞は、濱崎達規の活躍などで総合タイムを37分58秒伸ばした南城市が1位となった。大会は全30区間(286・6キロ)で各チームの26人がたすきをつないだ。