冬季に発生する寒気団。この時季は家の窓は一日中閉められ、室内では暖房器具が使用される。だが、暖房器具による一酸化炭素が室内に充満し、一酸化炭素中毒に陥りやすくもなる。
こうした冬の危険から身を守ろうと、新北市政府の消防局第七救済救護大隊は市永和区の地下鉄駅で、「CO(一酸化炭素)安全指導」を実施した。指導員らはCOキャラクターの人形とともにビラを配って安全を呼び掛けた。キャラクターの人気も相まって、宣伝効果は上々で、熱烈な反響もあった。
資料統計によると、昨年に民家で発生した一酸化中毒事故は23件で、うち6人が死亡、66人が重傷を負った。事故は1~3月にかけて集中しており、年間の57%を占めている。主な原因は室外専用の湯沸かし器を室内に装備することだとし、事故全体の87%を占めている。