「絆、参加者の財産に」 沖縄から24人がペルーへ出発 世界若者ウチナーンチュ大会


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
世界若者ウチナーンチュ大会の開催地のペルーへ向けた出発式で記念撮影する大会参加者や沖縄ペルー協会の比嘉憲太郎会長(前列左から4人目)ら=5日、那覇空港

 世界各国の県系人の若者らが参加する「第6回世界若者ウチナーンチュ大会」が6日から10日、ペルーで開催される。ペルー沖縄県人会の施設などを会場に、世界各地の10代から30代の県系人ら100人以上が集まって交流を深める予定だ。沖縄から参加する実行委員ら24人が5日、出発した。出発式が同日午前、那覇空港で行われた。

 出発式では大会実行委員会の玉元三美実行委員長のあいさつを実行委員会市町村連携部の比嘉彩乃さん(20)=名桜大2年=が代読し「ペルーやほかの海外のウチナーンチュとの交流から生まれる絆は、参加者の人生の財産となる。ウチナーンチュネットワークへとつながる」と意義を強調した。

 参加者を見送りに訪れた沖縄ペルー協会の比嘉憲太郎会長は「ペルーの若者たちと交流し、世界若者ウチナーンチュ大会の将来を担う立場としていろんなことを学んできてほしい」などと激励した。【琉球新報電子版】