【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、6日午前、米軍キャンプ・シュワブの「K2護岸」で工事が進められるのが確認された。
海上では寒風が吹く中、市民らがカヌー9艇、抗議船2隻を繰り出し、「美ら海を壊さないで」と抗議の声を上げた。
K2護岸の先端部では、袋に入った砕石をクレーン車が次々と海中に投下した。粉じんと水しぶきが上がる中、ショベルカーが「ガーン、ガーン」と音を立て、地面を押し固めた。
市民らは「米軍のための新たな基地を造らないで。税金の無駄遣いだ」と工事の中止を求めた。【琉球新報電子版】