沖縄県の蝶制定県民の会(大城安弘会長)と琉球新報社の代表者は2月7日、県庁に大浜浩志環境部長を訪ね、「県蝶」の早期制定に向け県の積極的な取り組みを求める陳情書を手渡した。大城会長は昨年実施した人気投票で1位だったオオゴマダラと、県内全域での再生が期待される希少種コノハチョウが県蝶にふさわしいとの見解を示した上で、「県民の興味関心は着実に高まりつつある。ぜひ一緒に実現させよう」と呼び掛けた。
大浜部長は沖縄の自然保護や生物多様性のシンボルとして県蝶を制定する案について「生き物との関わり方を考える良い機会になる。専門家の意見も聞きながら検討したい」と述べた。