工事車両が数珠つなぎ110台 辺野古ゲート前 「あきらめない」と抗議続く


この記事を書いた人 松永 勝利
キャンプ・シュワブ内への資材を搬入する工事車両の車列=9日午前9時ごろ、名護市辺野古キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設工事は9日午前9時ごろ、110台の工事車両がキャンプ・シュワブ内に資材を搬入した。ゲート前では市民ら約20人が座り込み「違法工事をやめろ」「あきらめないぞ」などと抗議の声を上げた。
 午前9時前から基地建設に抗議する市民らを県警機動隊が排除した。コンクリートミキサー車や石材を積んだダンプカー数十台が車列を作り、約40分かけて資材を搬入した。【琉球新報電子版】

名護市辺野古キャンプ・シュワブゲート前県警機動隊に抱えられて移動させられる市民=9日午前9時ごろ、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前