科学実験にわくわく 沖縄青少年作品展始まる


この記事を書いた人 志良堂 仁
沖縄工業高等専門学校の学生の指導を受け、ロボット操作を体験する子どもたち=10日午前、浦添市民体育館

 県内の小中高校生の科学分野の研究成果を発表する第40回沖縄青少年科学作品展(沖縄電力主催)が10日、浦添市民体育館で始まった。11日まで。応募136作品から上位入賞した128点の研究ポスターが展示されている。40回の節目を記念して紙飛行機インストラクター・丹波純さんの「紙ヒコーキ教室」のほか、サイエンスショーや実験の体験コーナーもある。

 同日は、開会式後に上位入賞者の表彰式や県知事賞作品の発表もあった。2年連続で県知事賞を受賞した山田貴志君(11)=石垣市立平真小5年=は「フナムシの体色変化の研究」について発表した。受賞について「2年連続で驚いた。研究を手伝ってくれたお父さんは『よく頑張ったね』と褒めてくれた。フナムシのことをもっとみんなに知ってもらいたい」と話した。
 来場者たちは、子どもたちの研究成果に見入ったり、科学実験を体験したりして、科学の面白さに触れた。【琉球新報電子版】

科学実験を体験する子どもたち=10日午前、浦添市民体育館