車両115台が資材搬入 市民ら約20人強制的に移動


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
資材を搬入する工事車両を基地内に通すため、ゲート前から市民を強制的に移動させる県警機動隊=13日午前9時すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設工事で13日午前9時すぎ、コンクリートミキサー車やダンプカーなどの工事車両115台が米軍キャンプ・シュワブ内に資材を運び入れた。

 シュワブゲート前では基地建設に反対する市民ら約20人が早朝から座り込んでいたが、県警機動隊が強制的に移動させ、工事車両の車列が約1時間かけて資材を搬入した。

 市民は「違法な工事は許されない」など抗議の声を上げた。【琉球新報電子版】