プロ14チームが競う 2月24、25日 おきなわロードレース


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JBCF第1回おきなわロードレースへ向け意気込む(左から)知念正和会長、仲間一町長、仲本洋理事=14日、金武町役場会議室

 自転車レースの国内最高峰・Jプロツアーの開幕戦で沖縄初開催となる「JBCFおきなわロードレース」が24、25の両日、金武町の金武ダム堤防特設コースで行われる。プロツアーには国内の実業団14チームが参加する。大会に向けた記者会見が14日、金武町役場会議室で行われた。大会長を務める金武町の仲間一町長は「非常に楽しみ。大会の成功に向けて全力で協力していきたい」とあいさつした。

 大会は金武ダムを中心に、一部で県道104号線を使う。1周4・2キロのコースを初日は12周(50・4キロ)、2日目は25周(105キロ)を回り、それぞれで頂点を競い合う。

 Jプロツアーに次ぐJエリート(E)ツアーの最高カテゴリーには、県勢の平安山良希(北中城高3年)、中尾峻(名護市、SHIDO)、ジョン・シェレクブリスキー(Otterhaus Racing)、渡久地臣直(沖縄職業能力開発大校2年)、屋宜佑(小禄高3年)ら5人の若い選手を中心に、オープン参加する。アマチュアが参加するチーム対抗なども同時開催され、現時点で初日は総勢199人、2日目は248人が参加予定だ。

 県自転車競技連盟の知念正和会長は、本島北部がすでに実業団のキャンプ地になっており、「(金武ダムは)距離も4キロとコンパクトでちょうど良い」と初開催の地を金武町に選んだ理由を述べた。

レースに伴う交通規制

 第1回JBCFおきなわロードレース開催に伴い24、25の両日、午前7時から午後7時まで、金武ダム周回路に加え、県道104号の恩納村喜瀬武原から国道329号の金武交差点まで全面通行止めされる。実行委員会は迂回路(中川1号線)の利用を呼び掛けている。