陸自配備は合意得て 砂川氏が政策発表 石垣市長選


この記事を書いた人 大森 茂夫
石垣市長選に向け、政策を発表する砂川利勝氏=16日、市真栄里の後援会事務所

 【石垣】3月11日投開票の石垣市長選に立候補を表明している新人で県議の砂川利勝氏(54)が16日、市真栄里の後援会事務所で会見し、教育・福祉や観光など7分野での政策を発表した。

 最大の争点となる見通しの陸上自衛隊配備については、現行計画地の市平得大俣への配備は住民合意が得られていないなどとして白紙にした上で、防衛省が候補地選定の際に調査した地域を軸に住民合意を得て配備を進める考えを示した。

 そのほか児童・生徒の島外への派遣費助成事業の拡大や1年以内での全小中学校へのクーラー整備、法的条件を満たす地域で早期にゴルフ場を整備する公約を掲げた。砂川氏は「(選挙に)勝ち抜いて確実に実施していく」と述べた。