北部地域の農産物の消費拠点・JAファーマーズマーケット「はい菜(さい)! やんばる市場」(名護市)が16日、新装開店した。売り場面積を約1・4倍の1047平方メートルに拡張し、第2駐車場(51台分)も整備した。改装で精肉店やマンゴーのスイーツ店など4店舗と飲食コーナーを設置し、観光客の誘致も強化する。記念セールを18日まで実施している。
ファーマーズやんばる市場は、2006年3月にオープンした。現在、農産物を出荷する登録生産者は1440人を超える。16年度は10億円余の年間売上高があり、18年度は12億円に拡大を図る。
JAおきなわの普天間朝重専務は「地域の憩いの場として活用していただき、利便性向上と観光客の誘致に積極的に取り組みたい」とあいさつした。