【中国時報】女子学生失踪後、妹が保険証盗用 捜査で判明


社会
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 屏東県で1人の女子学生が失踪してから8年がたち、死亡宣告が出された。その4年後、なんと近所の眼科で女子学生の受診記録が見つかった。家族は女子学生の生存の可能性に希望を託した。

 しかし、警察の追跡調査で、女子学生の妹が姉の健康保険証を盗用していたことが判明した。妹は、自分の保険証が見つからなかったので借用したと語った。警察は、妹を文書偽造の罪で調べる方針だ。

 当初、この奇妙な「死者の生還」事件について、警政署長(警察署長)は真相究明を要求していた。急きょ、組織された東港警察支局の専門チームが不眠不休で捜査に当たったところ、妹への嫌疑が浮上したという。

 両親の希望を愛娘(まなむすめ)が打ち砕く結果となってしまった。