伊江島牛のステーキを堪能し笑顔を見せる生徒たち=9日、YYYクラブイエリゾート(伊江村教育委員会提供)

 【伊江】2月9日の「肉の日」にちなみ、高校進学などで島を離れる生徒たちに古里の味に愛着を持ってもらおうと9日、沖縄県の伊江村立伊江中学校(宮里嘉昌校長)の3年生44人や教職員らの給食に特産の伊江島牛のステーキが振る舞われた。「島の産業ふれあいプロジェクト」として3年前から実施されている。これまで焼き肉が提供されたが、今回は初めて村内のリゾートホテルで開かれ、テーブルマナーも同時に学んだ。

 本島に在住し、伊江村出身者で構成する「伊江島会」(山城守松会長・会員約80人)やJAおきなわ伊江支店(内間和宏支店長)、村教育委員会などが協力し、伊江島牛12キロが用意された。伊江島牛は島で生まれ島で育った牛で、生後10カ月ほどで本土に出荷され、松坂牛などのブランド牛になる。

 厨房ではスタッフが腕を振るい、1人200グラムのステーキが次々と生徒の前に運ばれた。

 生徒たちは少し緊張しながらも、ナイフやフォークを使って肉の味を噛みしめ「おいしい」と笑顔を見せた。山城徳さんは「このような機会を与えてくれた方々に感謝します。地域に支えられていることを忘れず、この味を忘れないで高校生活も頑張っていきたい」と話した。大城和さんも「とてもおいしかった。感謝の気持ちを忘れず、まずは高校合格に向けて勉強に励みたい」と抱負を語った。

 内間支店長は「島の畜産農家が大事に育てた肉を食べ、島への誇りを持って高校生活を楽しんでほしい。将来は島に戻って活躍してほしい」と激励した。
(金城幸人通信員)



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