やんばる芽吹く　緑の濃淡鮮やかに

　春の訪れを感じさせる新緑が沖縄本島北部で芽吹いている。２３日、名護市許田や二見地域では曇り空の隙間から時折、太陽の日差しを浴びたイタジイなどの新芽が、道行くドライバーらの目を楽しませた。山々の一部は、新芽の黄緑色と濃い緑色がコントラストを織りなしている。

　沖縄気象台によると、向こう１週間は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇りの日が多く、期間の始めと終わりは雨の降る日がある。最高気温・最低気温は共に平年並みか平年より高い予想となっている。