1月有効求人倍率1・17倍 前月0・01ポイント増


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有効求人倍率と新規求人数の推移

 沖縄労働局(待鳥浩二局長)は2日、2018年1月の有効求人倍率(季節調整値)が前月比0・01ポイント増の1・17倍となったと発表した。

 16カ月連続で1倍台を維持し、季節調整値の改訂により過去最高の有効求人倍率となった。

 県の発表によると、完全失業率(原数値)は前年同月比0・1ポイント改善し3・2%だった。

 正社員の有効求人倍率(原数値)は前年同月比0・11ポイント増の0・55倍で過去最高を更新した。

 待鳥局長は「県内全域で雇用情勢は着実に改善されている。各産業で求人意欲は非常に高いが、正社員の有効求人倍率は全国の半分以下で雇用の質の改善はまだまだ道半ばだ」と述べた。【琉球新報電子版】