沖縄空手を世界に きょう会館1周年 利用3.5万人、8月に国際大会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
沖縄空手会館の開館1周年を祝い、乾杯する関係者ら=3日、豊見城市豊見城

 沖縄空手会館が豊見城市の豊見城城址公園跡に開館し、4日で1年になる。3日、記念セレモニーが同会館で開かれ、空手関係者ら約80人が開館1周年を祝った。4日には、子ども空手体験教室などのイベントが催される。

 沖縄空手会館によると、2017年3月の開館から12月までに延べ約3万5千人が訪れた。空手の大会やセミナー、体験教室などで利用されている。8月には第1回沖縄空手国際大会が開催される予定。

 乾杯のあいさつをした沖縄伝統空手道振興会の喜友名朝孝理事長は「沖縄の空手が世界の空手だと周知させ、会館を充実させたい」と意気込んだ。

 指定管理者である沖縄観光コンベンションビューローの平良朝敬会長は「空手愛好家や観光客の交流の拠点となるような運営に努めたい」とあいさつした。県空手振興課の山川哲男課長は「空手の聖地として発展してほしい」と述べた。