沖縄県内初 兄弟力士誕生へ 大相撲新弟子検査 木崎ら43人パス


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 大相撲春場所(11日初日・エディオンアリーナ大阪)の新弟子検査が3日、大阪市内で行われ、日大で昨年の全日本選手権3位で、三段目最下位格付け出しの木崎伸之助(22)=木瀬部屋、美里小―鳥取西中―鳥取城北高―日大出、うるま市出身=ら受検した43人全員が身長167センチ以上、体重67キロ以上(中学校卒業見込み者は165センチ以上、65キロ以上)の体格基準を満たした。木崎伸之助は幕下東7枚目の木崎信志(木瀬)の弟。兄弟力士の誕生は県内で初めてとなる。

 鳥取城北高時代に高校横綱にも輝いた木崎伸之助は174センチ、146キロで検査をパスした。「自分で決めた道なので、ただ頑張ろうと思う。強くなって、1、2年で十両に上がりたい」と意気込んだ。

 東洋大で実績を残した寺沢樹(22)=新潟県出身、高砂部屋=は182センチ、126キロで通過。「これから一生懸命に稽古して、2年くらいで関取になりたい」と抱負を述べた。

 検査は44人が申し込み、1人が欠席した。内臓検査の結果を受け、合格者は初日に発表される。