【中国時報】春節、空港1日11万人 桃園、対策で手続き円滑


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 毎年、旧暦の春節(台湾の正月)の時期は、台湾の桃園国際空港は大勢の旅行客で混雑する。2月15日の大みそかには11万人以上の利用客があった。当初、16日の元旦には13万人の利用客があると予想されたが、大きな混雑は見られなかった。

 従来、旧暦新年には通関手続き、保安検査などに1時間以上も要した。今年は、航空警察局と移民署が正月連休や冬休みに備えて、あらゆる対策を講じたため、スムーズに人々を通関させることができた。例えば、混雑時間帯に人員を多く配置し、安全検査場の全ゲートを開放して作業を行い、各ターミナルに機内持ち込み禁止品を捨てる場所を多く設置するなど、出入国手続きが円滑に進むよう工夫した。